MBMの使い方

●MBMとは何?
パソコンにはOSは一つだけ入っていることが多いと思います。しかし長年使い込んでいくと、新しいWindowsを買ったり、Linuxを入れたり、複数のOSを一つのPCに入れて切り替えて使いたくなってきます。仮想環境に入れて使う方法もあるのですが、ハードウェアの性能を生かし切れなかったり、制限がある場合があります。フル性能でOSを使いたいときは、OSをHDDにインストールしつつ、切り替えるソフトが欲しくなってきます。そんなときに役立つソフトの一つがMBM(Multiple Boot Manager)です。
MBMを使うとPC起動時に起動したいOSを選択するメニューを出して選ぶことができます。
選択したパーティションをいつもCドライブとして扱うことも可能です。
MBMは通常良く使われているWindows用のソフトと違い、ハードディスクのMBR(マスターブートレコード)領域にインストールされます。MBRとはハードディスクの先頭の領域にあり、パソコンが起動してHDDにアクセスすると最初に読み込まれる場所です。OSの起動プログラムを読み込む前に実行される部分なので、ここにMBMをインストールすることによりOSの切り替えが可能になるのです。
ただし、実際にはこのソフトウェアは自作PC向けのように思います。ソフトが大型化した現在ではOSのインストールによる環境構築は頻繁には行えないので、これから新しく導入しようとしている人はよく情報を集め、テストを行った上で使って欲しいと思います。

●MBMのダウンロード先
ベクターよりダウンロードできます。
http://www.vector.co.jp/soft/dos/util/se035596.html

●MBMをインストールする方法
①準備
・フロッピーディスクを”MS-DOSの起動ディスクを作成する”のオプションにチェックを入れた状態でフォーマットする。
・ダウンロードしたファイルを、解凍してできたファイルのうちMBM.COMファイルをそのフロッピーディスクにコピーする。
②インストール作業
MBMインストールディスクをセットして電源を入れます。
コマンドプロンプトがでたら
a:\>mbm install
と入力し
Do you wish to continue? =
に対しては”y”でOKです。
これでインストールは終わりです。
フロッピーディスクを抜き再起動しましょう。
Multiple Boot Manager R0.39の画面が出てくるので
F1キーやF4キーを押してメニューを出します。
F2キーを押すとパーティション区画に名前を付けられます。
F5キーまたはaを押すとカッコの中にaが表示されそのパーティションがアクティブとなりCドライブとして起動できます。

●MBMの使い方
あとはメニューに書いてある通りに操作ができます。
Enter ブート(OSの起動)スタート
1-9キーまたは↑↓キーで領域選択
←→拡張パーティションと論理ドライブの表示を切り替える
SPACEキー タイマーで起動するデフォルトの起動領域の設定
F1 ヘルプの表示・非表示
F2 起動領域に名前を付ける(注:ボリュームラベルではない)
F3 何秒で自動起動するかタイマーを設定できる
F4 メニューの選択部分の表示の詳細・簡易切り替え
F5 アクティブパーティションの設定(Cドライブになる)
ここでa表示を設定してEndキーを押してCDブートすると
aをつけたドライブをCドライブとしてOSをインストールできる。
F6 ブートモード設定
F7 マスクの設定・・・その領域をOSから見えなくすることができる。
F8 自動マスクグループ設定
F10 HDDの区画を区切る機能だと思う。扱いを誤ると危険。
(私は使っていない。)
Del ブートシーケンスの起動
End シャットダウン

●注意
・MBMはMBR領域にインストールします。もしインストールに失敗すると既存のOSが起動しなくなることも考えられます。使い込んだ環境にインストールするのはお薦めできません。空のHDDにゼロからOS環境を構築するタイミングで導入することをお薦めします。
・一度インストールすると無理にアンインストールすることは難しいです。
・デュアルブートやマルチブートやトリプルブートを行った後に一部のパーティションの領域解放やフォーマットを行うのは危険です。特に先頭のパーティションの解放が最も危険です。残そうと思ったOSが起動しなくなることがあります。
・MBMは使い方によっては危険な場合があります。本運用する前にWeb等で情報を集め、テストを行ってから使いましょう。使用はユーザーの自己責任にて行いましょう。ブログの著者は損害に対して責任をとれません。

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