昔の自宅サーバー
今から5年以上前、自宅サーバーを半年ぐらい運営していた事があった。本を買ってきてApacheなどサーバーソフトをインストールして設定すれば自宅サーバーは稼働させる事ができる。数十GBのHDDを使って巨大なサイトが出来上がった。ただ、アクセスが増えてくると、なぜかシステムがダウンする頻度が高まってくる。トラブルシューティングの知識が乏しく、最後はシステムの再起動しか方法は思いつかなかった。
毎日、パソコンが壊れないか、火事にならないか、心配でならなかった。
あの時自分は若かった。
今となってはレンタルサーバーが安くなり、特にあえて自宅サーバーを組まなくてもサイトを作る事ができる。そして、管理の手間も減りコンテンツの作成に集中できるようになった。
でも、当時は、自宅サーバーはまだ最先端で、やる事なす事わくわくしたものだった。
おそらく、NECのPC9821にWindows2000をインストールし、サーバーにした人は、少ないだろう。
今から思えばあいかわらずマニアックだと思う。
この先は、時間がもったいない事と、自分のPCの寿命を縮める事になりそうなので、私は自宅サーバーを構築する事はできない。
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ホスティングサービスについて
ホスティングサービスはインターネットサーバーや回線を用意できない顧客からデータを預かり、インターネットでコンテンツを公開するためのスペースを貸し出すサービスです。レンタルサーバーサービスとほとんど同じようです。
近年HDDが安くなり設備を低コストで用意できるようになった事と、価格競争のため個人でもサービスの利用に手が届くようになってきました。
ドメインを安価で提供している会社もあります。
私も時々ホームページを作るのに利用しているのですが、実は奥の深い世界で、ホームページを作り出すと、そのうち、アクセスアップを図るためSEOの研究を始めたり、デザインツールの研究を始めたり、自分はまだまだだなあと思います。
今となってはサイトは星の数ぐらいあるので、作っただけでは見に来る人はほとんどいません。気楽に取り組める、いい時代になったと思います。でも、プロの人にとって新しいサイトは膨大な古いサイトと比較され続けるわけで今後は厳しい時代になると思います。
ネットに限らず、どこの業界も主要なサービスは飽和していて、新規参入は厳しい時代になりました。どうなるのでしょうか。この先。
という思考停止の壁を超える事が今求められているのかもしれません。
迷惑メール対策の基礎知識
迷惑メールがたくさん来るようになりました。すごい内容のタイトルがあったり、よくこんなの送ってこれるなあとか思います。対策法を書いておきます。
・セカンドメールアドレスを作り、何かのアドレス登録の時に重要でないものはセカンドメールアドレスを登録する。
・迷惑メールを送るメールアドレスを受信拒否にする。
・迷惑メールフィルターに登録する。
・メールアドレス毎にフォルダで仕分けする。
しかし、このような対策をとっても完全にはうまくいかないのが残念な所です。
ごくまれにウイルスが紛れ込んでくる事もあるのでセキュリティソフトは入れておきパターンファイルを最新にする事は忘れないようにしましょう。
私はもう年老いているので何とも思わない内容のものでも、こんなのが若い人の所に同じように届いてしまったら、気の毒だなあと思わざるを得ません。
統計的にはメールの大量送付によるセールスは有効な方法なのかもしれませんが、内容によっては世の中をおかしくしてしまうんじゃないかと心配になります。
長い目で見れば、まだ今は新しくメールサービスが始まったばかりで試行錯誤が許されているので仕方がないのかもしれませんが。何十年かすると何らかの規制が始まるような気がします。そうなると今は古き良き時代なのかもしれません。
CMSの世界
CMSはContents Management System(コンテンツ管理システム)の略です。
従来サイトを作るにはページ毎にHTMLタグや文章・画像などを手作業で構成させていたのですが、データベースやテンプレートを用いてコンテンツの内容以外の部分を自動作成し、省力化を図るツールがCMSです。
ホームページをたくさん作る人にはMovableTypeはおなじみかもしれません。無料ブログもCMSのジャンルにはいるかもしれません。今、日本国内で一番人気はMovableTypeのようですが、世界的にはWordPressというツールが多く使われています。どちらも無料で使う事が出来るのですがMovableTypeは2本目以上のインストールは有料のようです。WordPressは何本インストールしても無料のようです。
個人用はこれらのツールをカスタマイズして使う事で大抵の用途は満たす事が多いようです。私も最近WordPressの勉強をはじめました。タグの名前が英語ばっかりでまだ自由には使いこなせないというのが本音です。急いでいる人はシステムやテンプレートを買ってくるのが早いでしょう。そこから少しずつ改良して自分のものにするという感じだと思います。
法人の人は、セキュリティの向上やより独自性あふれるサイトの構築のため法人向けCMSサービスを利用する事の方が多いかもしれません。